新あかし健康プラン21
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アルコール

適度な飲酒は、リラックスやコミュニケーションをよくするなどの効果があります。しかし過度の飲酒は肝臓の機能低下をはじめ、高血圧や脳卒中、がんなど多くの疾患の原因にもなります。特に、未成年者は大人に比べて肝臓のアルコール処理能力が弱く、少量でも負担が大きいです。
飲酒には習慣性があるので、アルコール依存症になると、社会生活や家庭などに大きな影響を与えます。このため、節度ある適度な飲酒を守ることが大切です。


重点目標

市民の健康状態

節度ある適度な飲酒について知っている人の割合

(平成27年健康づくり市民アンケート調査)
適量飲酒を心掛けましょう。

「アルコールの適量」は?

節度ある適量飲酒として、1日平均純アルコールで約20g程度の飲酒のこと(健康日本21より)。
女性は男性よりも少ない量が適当です。
少量の飲酒で顔面紅潮をきたすアルコール代謝能力の低い人は更に少ない量が適当です。
65歳以上の人は、より少量の飲酒が適当です。
アルコール依存症の人においては、完全断酒が必要です。
飲酒習慣のない人に対してこの量の飲酒は勧めないようにしましょう。

酒類別の適量

酒類 ビール 清酒 ウィスキー
・ブランデー
焼酎(35度) ワイン
適量 中ビン1本
(500ml)
1合
(180ml)
ダブル
(60ml)
0.4合
(72ml)
200ml
酒類別の適量

女性の飲酒の適量は?
肝臓の大きさが女性は男性より小さく、またホルモンの影響で、女性が男性と同じ量を飲酒するとアルコールの代謝のために肝臓にかかる負担も大きくなります。肝障害、肝硬変は、男性の半分の飲酒量で起こすともいわれています。飲酒が習慣化してからアルコール依存症発症までの期間は、男性よりも女性の方が早いです。
また、妊娠中の過度の飲酒は、胎児の発育を妨げます。授乳中の飲酒は、母乳を通じてアルコールが赤ちゃんに移行しますので、控えましょう。

子どもはなぜ飲んではダメ?


青少年期からの飲酒が深く関わるのが、アルコール依存症です。15歳以下からお酒を飲み始めた場合の方が、21歳以上から飲み始めた場合に比べ、依存症になりやすいといわれています。また若年性のアルコール依存症になると断酒するのも困難です。若いうちからの飲酒は、脳を萎縮させたり、第二次性徴が遅れるなど健康被害も大きいです。

アルコールの飲みすぎが及ぼす影響〜アルコールと病気

  • 肝臓病
    アルコールの飲みすぎにより、いろいろな臓器に病気が起こります。なかでも肝臓病は高い頻度で起こります。
    飲みすぎにより、肝臓でアルコールの代謝が間に合わず、中性脂肪が肝臓にたまった状態を脂肪肝といいます。さらに飲酒を続けるとアルコール性肝炎に、次に肝硬変、肝がんというように症状が進行していきます。飲酒量が多いほど、また飲酒期間が長いほど起こりやすくなります。
    肝臓は、自覚症状が出にくい臓器といわれています。気づかない間に病気が進行している場合がありますので、定期的に健診を受けて、早期に発見することが大切です。
    血液検査で、AST(GOT)、ALT(GPT)、γGTなどの値を見ます。
  • その他にも・・
    急性膵炎や慢性膵炎、高尿酸血症(通風)の原因として大きな割合を占めているのは、長期にわたる飲酒です。また、過度の飲酒は、中性脂肪(トリグリセリド)を増加させ、脂質異常症(高脂血症)や、インスリンを分泌する膵臓の働きを阻害し、糖尿病さらに高血圧などの生活習慣病を引き起こし、重篤な脳卒中や心筋梗塞などの発症につながります。
  • 急性アルコール中毒
    短時間に大量に飲酒すると、体内のアルコール濃度が急速に高まり、意識を失ったり、嘔吐、血圧低下、呼吸数低下などを起こします。死に至ることもありますので、“イッキ飲み”は絶対にやめましょう。
  • アルコール依存症
    アルコールは、依存性のある薬物のひとつです。飲酒を続けて、精神的にも身体的にもアルコールに依存し、自分の意思で飲酒のコントロールができなくなる状態をアルコール依存症といいます。過度の飲酒は、肝臓や膵臓だけではなく、脳や神経などの様々な器官に悪影響を及ぼします。さらに、社会生活を送るなかで、仕事上では、遅刻や欠勤、効率が落ちるなどの問題、人間関係では、家族をはじめ友人関係でのトラブルも生じるでしょう。さまざまな問題から逃れるためにさらに飲酒するという悪循環に陥りがちです。アルコールの問題で、困難を感じておられる方や家族の方は、ぜひ専門の医療機関や相談機関にご相談ください。
アルコール依存度チェック

■アルコール依存症についての相談機関
健康推進課 TEL:078-918-5657
兵庫県立精神保健福祉センター TEL:078-252-4980
兵庫県こころのケアセンター TEL:078-200-3010
公益社団法人 全日本断酒連盟 TEL:03-3863-1600
リンク先
成人の健診(市のホームページ)

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