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4 水道の危機管理 >> 災害に強い水道づくり
 いついかなる場合にも、安全で良質な水の供給を確実に維持していくことが、水道事業の使命です。水道局では、安全・安定・安心でより信頼性の高い水道を構築するため、いろいろな面から水道システムのライフライン機能強化に取り組んでいます。

 水道システムのライフライン機能強化
 耐震化の状況について
 応急給水活動計画
 災害対策用資機材の保有状況
 給水応援計画
 仮設給水の際の給水拠点
 関連項目
水道システムのライフライン機能強化
中部配水場緊急遮断弁
中部配水場緊急遮断弁
 平成7年1月17日に発生した兵庫県南部地震により、78,000戸、市内の約70%にわたる地域で断水が生じる事態を経験しました。
 この震災で得た教訓をもとに、水道事業では、「明石市災害に強いまちづくり計画」や「明石市地域防災計画」に連携させながら、「水道システムのライフライン機能強化」を施策として掲げ、施設や対応体制の整備を図ってまいりました。その施策体系と実施内容については、次のとおりです。

■「水道システムのライフライン機能強化」に関する施策
水道システムのライフライン機能強化 施設整備 第2次・第3次
整備事業等
水源対策 亀池貯水池の建設(平成11年3月竣工)
野々池亀池専用導水施設の建設(平成13年3月竣工)
明石川浄水場高度浄水処理施設の建設(平成14年4月稼動開始)
老朽導水管の更新
鳥羽浄水場高度浄水処理施設の建設(平成22年10月稼動開始)
基幹施設の耐震化 耐震性確保のための点検・診断
老朽浄水施設の更新
緊急遮断弁の設置(平成8年に中部配水場に設置)
施設の機能強化 配水管網の拡充(毎年度継続実施)
配水塔の建設
(平成7年5月魚住配水塔竣工、
平成17年3月東部配水塔竣工、
平成20年3月西部配水塔竣工)
県水第2受水施設の建設(中部配水場において平成14年4月受水開始)
明石川浄水場~東部配水場送水施設の建設(平成18年3月竣工)
耐震性緊急貯水槽の建設(平成7年~地域防災公園などに9基設置)
隣接連絡管の整備
(平成17年3月神戸市西区大沢1丁目~大久保町大窪竣工、
平成19年3月神戸市垂水区南多聞台1丁目~松が丘1丁目竣工、
平成25年10月加古川市平岡町土山~魚住町清水竣工、
平成26年5月播磨町北野添1丁目~明石市二見町西二見字岡下竣工、
平成27年12月稲美町六分一地内竣工)
老朽管
整備事業
石綿製配水管の更新 (毎年度継続実施)
鋳鉄製配水管の更新 老朽化更新(毎年度継続実施)
耐震化更新(必要性を見極めながら実施)
緊急体制の確保 組織・体制の整備 水道局災害対策計画の整備(予防・発生・応急・復旧各段階編 平成14年度策定)
明石市管工事業協同組合との応急活動協定書(平成8年締結、平成21年改定)
他都市との相互応援協定(平成9年、平成10年締結)
第一環境㈱との応急復旧等業務の応援協定(平成20年締結) 
神鋼環境メンテナンス株式会社との応急復旧等業務の応援協定(平成29年度締結)
応急体制の充実・強化 地図情報の整備(平成12年マッピングシステム導入)
情報伝達システムの整備(平成8年業務用無線の更新)
水道水汚染危機管理マニュアルの整備(平成14年度策定)
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耐震化の状況について
  明石市水道局では、大規模な災害が発生しても、お客様に安全で安定的に水道水をお届けするため、水道施設の耐震化に取り組んでいます。

(1) 水道施設の耐震化について
  市内には浄水場が3か所、配水場が3か所あり、施設の改築更新に合わせ、順次耐震化を進めていく予定です。
  明石市の水道施設の耐震化の取り組み状況は以下のとおりです。



  H23   H24  H25  H26  H27  H28
 全施設能力(㎥/日)  122,200  122,200  122,200  122,200  122,200  122,200
 耐震化能力(㎥/日)  41,200  41,200 41,200  41,200  41,200  41,200
 施設耐震化率(%)  33.7  33.7  33.7  33.7  33.7  33.7
 配水池容量(㎥)  79,680  79,680  79,680  79,680  79,680  79,680
 配水池耐震化容量(㎥)  50,100  53,100  53,100  55,620  56,620  63620
 配水池耐震化率(%)  62.9  66.6  66.6  69.8  71.1 79.8

(2) 水道管の耐震化について
  水道管の老朽管更新時に、耐震機能を有したダクタイル鋳鉄管のGX形又はNS形継手等を採用し、順次、水道管の耐震化を進めています。
  明石市の水道管の耐震化取り組み状況は以下のとおりです。

 
 
  H23   H24  H25  H26  H27  H28
 総管路延長(m) 874,791 883,352 885,188 891,853 899,254 904,338
 総管路耐震適合管(m) 294,797 309,847 319,888 332,790 345,522 354,454
 総管路耐震化率(%) 33.7 35.1 36.1 37.3 38.4 39.2
 基幹管路延長(m)  121,575 121,678 120,602 120,202 120,248 119,912
 基幹管路耐震適合管(m) 77,344 77,855 78,961 79,365 79,636 79,859
 基幹管路耐震化率(%)  63.6 64.0 65.5 66.0 66.2 66.6
                       ※ 基幹管路とは、導水管、送水管及び口径400㎜以上の配水管のことです。
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応急給水活動計画
 地震などの災害により水道施設が被害を受けた場合には、「明石市地域防災計画」に基づく応急給水を行います。
 災害の初期段階では、浄水場などから給水タンク車などで水を運搬する「運搬給水」が中心となり、水道施設の被害状況の把握と、復旧作業が進んでくると、確保された給水拠点(市内各所に設置している消火栓など)からの「仮設給水」が中心となります。
図 応急給水の過程(災害発生から復旧まで)
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災害対策用資機材の保有状況
 明石川浄水場内の資材管理棟に災害用資機材倉庫を設け、非常用資機材の一元管理を行っています。

動力式給水車
動力式給水車
仮設給水栓
仮設給水栓
仮設給水栓
仮設応急給水槽

■運搬給水用資材
資機材名 能力・台数等
動力式給水車 2台(タンク容量3,000リットル1台、2,000リットル1台)
軽金属給水タンク 7基(容量2,000リットル3基、容量1,000リットル4基)
仮設応急給水槽 46基(容量2,000リットル 44基、容量1,000リットル2基)
災害給水用ポリ袋 15,000個(容量6、10リットル)
災害給水用ポリタンク 4,300個(容量10リットル)

■仮設給水用資材
資機材名 能力・台数等
仮設給水栓 22基(給水栓5個付)
市内各所に設置している消火栓に取り付け、仮設給水拠点とすることができます。
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給水応援計画
 万一の災害時には他の自治体や水道工事業者の方々の協力をスムーズに得られるよう、各種団体と協定を締結しています。
■ 明石市管工事業協同組合
  「災害時における緊急応援に関する協定書」(平成8年12月2日締結、平成21年4月1日改定)
■ 日本水道協会関西地方支部
  「災害発生時における日本水道協会関西地方支部内の相互応援に関する協定」(平成9年7月10日締結)
■ 兵庫県各市町、各水道企業団、日本水道協会兵庫県支部及び兵庫県簡易水道協会
  「兵庫県水道災害相互応援に関する協定」(平成10年3月16日締結)
■ 神戸市水道局
  「神戸市と明石市の間に設置する連絡管に関する基本協定書」(平成16年11月16日締結)
  「神戸市西区大沢と明石市大久保町の連絡管の設置及び運用に関する協定書」(平成16年12月15日締結)
  「神戸市垂水区南多聞台と明石市松が丘の連絡管の設置及び運用に関する協定書」(平成18年10月26日締結)
■ 加古川市上下水道局
  「明石市と加古川市の間に設置する連絡管に関する基本協定書」(平成25年3月27日締結)
  「明石市と加古川市の連絡管の設置及び運用に関する協定書」(平成25年8月1日締結)
■ 播磨町上下水道グループ
  「明石市と播磨町の間に設置する連絡管に関する基本協定書」(平成25年12月3日締結)
  「明石市二見町と播磨町北野添の連絡管の設置及び運用に関する協定書」(平成25年12月9日締結)
■ 稲美町
  「明石市と稲美町の間に設置する連絡管に関する基本協定書」(平成26年10月2日締結)
  「明石市と稲美町の連絡管の設置及び運用に関する協定書」(平成27年6月9日締結)
■ 第一環境株式会社(営業関連業務受託者)
  「災害時における応急復旧等業務の応援に関する協定」(平成20年7月22日締結)
■ 神鋼環境メンテナンス株式会社(浄水場夜間休日運転管理業務受託者)
  「災害時における応急復旧等業務の応援に関する協定」(平成30年1月22日締結)
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仮設給水の際の給水拠点
(1) 浄水場・配水場
東部配水場の応急給水装置
東部配水場の応急給水装置

万一の災害時には、浄水場・配水場も給水拠点となります。
 東部配水場と西部配水場では、配水塔の建設にあわせて、外側道路から自由に使用できる位置に配水塔から直結した応急給水装置や消火栓を配備しました。






■浄水場・配水場一覧(施設名をクリックすると、周辺地図が新しいウィンドウで開きます。)
浄水場 住所
明石川浄水場 明石市大道町1丁目11-1
鳥羽浄水場 明石市鳥羽1506-1
魚住浄水場 明石市魚住町西岡2154-1
配水場 住所
東部配水場 明石市荷山町1744-1
中部配水場 明石市大久保町大窪字戌亥谷3081
西部配水場 明石市大久保町西脇字岡畑795

(2) 飲料水兼用耐震性貯水槽設置箇所
 市内の地域防災公園等に9基の飲料水兼用耐震性貯水槽を設置しています。
 貯水槽は、1基あたり100,000リットルの貯水量があり、一人1日3リットルの水を3日間、約10,000人に給水することができます。

■飲料水兼用耐震性貯水槽設置箇所(施設名をクリックすると、周辺地図が新しいウィンドウで開きます。)
設置箇所 住所
朝霧公園 明石市松が丘5丁目4
大蔵海岸公園 明石市大蔵海岸通2丁目
明石市立市民病院 明石市鷹匠町1-33
望海浜公園 明石市船上町
松江公園 明石市松江448
上ヶ池公園 明石市鳥羽字弁財天
明石市防災センター(明石市消防本部) 明石市藤江924-8
八木遺跡公園 明石市大久保町八木字玄慶
明石海浜公園 明石市二見町南二見8
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関連項目
仮設給水時の給水拠点位置図
隣接市町との連絡管整備
危機管理の取り組み

【明石市 水道局 経  営  係】 〒673-8686 明石市中崎1丁目5-1 電話 078-918-5064
【明石市 水道局 管路維持係】 〒673-8686 明石市中崎1丁目5-1 電話 078-918-5211
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